2019年、去年のM-1グランプリは全国的には無名の存在だったミルクボーイが圧勝というべき勢いで優勝。
M-1優勝チーム恒例の流れで、その後テレビやCMにも出演して引っ張りだこの人気となっています。
このシンデレラストーリーに今年は誰が輝くのか、10組のチームが決勝にのぞみますが、その中でも注目されているコンビの一つが、2016年にファイナリストとなって以来、4年ぶりに決勝の舞台に立つアキナです。
2016年以来、2度目の決勝進出となる「アキナ」。コント日本一を決める「キングオブコント」でも2014～2015年、2017年と計3回決勝に進出するなど、賞レースファイナリスト常連ですが、いまだに優勝は０。果たして悲願のM-1奪取となるでしょうか。
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【M-1決勝】アキナは元々、3人組の「ソーセージ」だった！
アキナは、ツッコミの秋山賢太とボケの山名文和の2人組。
NCSの1年違いの先輩後輩のコンビですが、実はコンビではなく、元々はトリオだったのです。
実は藤本聖というメンバーと３人で、もともとは「ソーセージ」というトリオを組んでいたのです。
ソーセージも初めは現アキナの2人で活動開始をしていたのですが、なかなか上手くいかず、そこでビジュアル担当としてイケメンの藤本が加入、ツッコミの秋山、ボケの山名、小ボケの藤本という取り合わせで、コントが主体のトリオとして活動を始めたのです。
すると、すぐに2011年「第32回ABCお笑い新人グランプリ」を獲得するなど、人気実力ともに急上昇、西のパンサーと言われ、東京進出も時間の問題と言われるほどでした。
【M-1決勝】人気急上昇のなか、メンバーが元交際相手に暴行
結成直後から破竹の勢いで評価されてきたソーセージですが、2012年すぐに奈落に落ちる出来事が起きてしまいます。
途中加入したメンバー藤本の逮捕という衝撃的なことが起きてしまいました。
藤本は以前交際していた26歳の知人女性の自宅に訪れ、女性を平手打ちや馬乗りになるなどの暴行をはたらき、腰や頭に全治1ヶ月のケガを負わせたとの疑いが持たれてしまったのです。
藤本本人は犯行を否定、その後示談が成立し不起訴となったため、真相は謎のままですが、所属の吉本興業は藤本を無期限謹慎という厳しい処分を科したのです。
しばらくは残った2人で活動をしていましたが、結局ソーセージは解散ということとなってしまいました。
ソーセージ解散後、改めて秋山と山名でアキナを結成、今に至っています。アキナは、秋山と「アキ」と山名の「ナ」を取っていますからね。
ちなみにアキナの2人のソーセージを組んでいた藤本は、1年間の謹慎期間を経て復帰、現在は「ジュリエッタ」というコンビを組んで活動中です。
ジュリエッタはまだなかなか芽が出ていない状態でアルバイトと芸人を掛け持ちしていますが、いつかアキナと賞レースで激突となれば盛り上がりそうですよね。
