大晦日の風物詩「ガキの使いじゃあらへんで 笑ってはいけないシリーズ」、2003年から始まって早17年、2020年のテーマは「笑ってはいけない大貧民GoToラスベガス24時!」。
毎年、大晦日が来ることを楽しみにしている人も多いですが、今年に限っては放送前に水を差されてしまった感じがあります。
本来番組のゲスト出演者はトップシークレットなのですが、それが事前に漏れてしまったのです。
そのゲストとは、多目的トイレ不倫で世間を賑わせたアンジャッシュ渡部建です。
彼がガキ使に出演するとスクープされ、それが日本中で大批判につながり、とうとう記者会見を開かざるを得ない状況にまで発展しました。
記者会見を行なったものの、自体は好転するどころか、更に批判に火を付けた感じになってしまい、結局渡部の出演はお蔵入りとなったのです。
多目的トイレの使用という非常に非倫理的行動を取ってしまったことも大きいですが、今までにない炎上の仕方から、不倫行為でここまでバッシングを受けるのかという意見も、一部ながらあります。
目次
【親分浜田の不倫】パパ活の走り?ダウンタウン浜田の3年不倫
今でこそ不倫したタレントがガキ使に出演して禊をするのが定番となっていますが、当事者たちはその当時、世間から厳しいバッシングにさらされています。
そして、禊出演こそしていないものの、ガキ使メンバーのなかにも不倫で世間を騒がせた人がいるのです。
ダウンタウン浜田雅功です。
浜田雅功の不倫はどのようなものだったでしょうか?番組内ではすでにタブーとなっており、そのことに触れられるのは松本くらいとなっています。
浜田の不倫相手は元グラビアアイドルの吉川麻衣子
浜田の事が発覚したのは2014年。元グラビアアイドルの吉川麻衣子との不倫がフライデーされたのです。
浜田と吉川の不倫は渡部のような、いわゆる性の捌け口として女性と関係を持つ不倫ではなく、三年愛と言われています。
浜田は吉川にマンションと高級車を与え、妻小川菜摘がいる家には週1回ほどしか帰宅していません。浜田は吉川のマンションで過ごす生活を送っており、現場への送り迎えまでさせていたというのだから、言い方は間違っているかもしれませんが「本気愛」とも言えます。
浜田雅史と吉川真衣子の馴れ初めは肌MCの番組?
公式的には、2人の出会いは、浜田がMCをするバラエティ「浜ちゃんが!」の2010年8月19日放映に吉川麻衣子がゲストで出演した時と言われています。
しかし、それ以前から面識があたっと思われる会話が番組内であるのです。
吉川「う~ん、そうですね~。」
浜田「前もよく言うてたねぇ。」
吉川「はい、夜はけっこうしてます。」
初めての出会いであれば「前も」という言葉は出てきませんよね??
また、吉川はグラドルの友人に「生活の面で面倒見てくれる大物芸能人や社長さんはいないかな?」 と相談していたという話も残っています。
さらには、当時ほとんど売れていなかった吉川が、浜田出演の1クールドラマ(12話構成)に6回も出演しているのです。どんな脇役でも同じドラマ内に6回出演するというのは、かなり不自然な数字です。
浜田の力が働いたとの噂が出るのも自然なことでしょう。
不倫という関係ではあったものの、実情は今でいう「パパ活」のような関係だったのかもしれませんね。
【親分浜田の不倫】妻・小川菜摘の神対応
フライデーに報じられたのち、浜田は不倫報道を認めたものの記者会見は行わず、謝罪文書をマスコミ各社に送ったのです。
浜田の不倫騒動が報じられた6年前は、2020年現在ほど芸能人の不倫に対して世間が敏感ではなかったものの、やはり一定の批判は出ていました。
しかし、その批判を一蹴したのが、浜田の妻である小川菜摘と、ダウンタウンの相方である松本人志です。
妻の小川は浜田の不倫報道に対して、「火遊び」と一蹴。
離婚には結びつかないと、いかにも器の大きなところを見せたのです。
インタビューでも下記よのように答えており、世間では「神対応」として小川さんの器の大きさに称賛が集まりました。
小川菜摘: 「とてもうまくいってます。離婚とかもないです。たとえ不倫だとしても家庭を壊すような人ではないので。だって、もう結婚して25年ですよ。彼は芸人さんだから結婚した時から覚悟しています。ごめんなさい、(吉川麻衣子とは)遊びじゃないですか?」
記者: 「遊びなら許す、と?」
小川菜摘: 「全然いいんじゃないですか、芸の肥やしになれば。彼が女性にモテなくなったら芸人として終わり、モテる彼が格好いいと思ってます。私は二重生活だとは思っていません。(浜田雅功に)大切にしてもらっているので、なんの不満もないです。」
今の渡部をはじめとする不倫騒動も、当事者の問題であって、法を犯したわけではなく、世間がとやかく言うのはおかしいという意見がありますが、浜田のものはまさにこの通りで世間がとやかく言うのを小川が一気に食い止めた形です。
もうひとりの立役者が松本人志。
芸人らしく浜田の不倫をさんざんいじり、笑いのネタとして消化させたのです。
浜田のキャラ勝ちという点もあるでしょうが、妻や相方にも恵まれたといってよいでしょう。
同じ不倫でも、内容や周囲の人間関係によって世間の見え方が大きく変わってくる良い例ではないでしょうか。
ただ、そもそも論として言えるのは、不倫そのものが基本的には誰かを不幸にするものなので、どういう理由があってもするべきではない行為です。